アロマテラピーって?
アロマテラピーという言葉は、アロマ(aroma=芳香)とテラピー(therapy=療法)というふたつの言葉を合わせてできたものです。
1928年にフランスの科学者が名付けました。

古代から、人間はいつも植物と共にあり、その香りを楽しんだり、儀式に使用したり、薬効成分を治療に役立ててきました。
歴史の本をひもとくと、たくさんの香りや薬効植物に関するエピソードを見ることができます。
人は、様々なシーンで植物が持つ素晴らしい力の助けを借りてきたのですね。
20世紀になって、精油という形の[ 植物の素晴らしいエッセンス] を心身の健康に生かそうというアロマテラピーの考え方が生まれました。

香りの刺激は、感情や記憶に働きかけたり、自律神経系やホルモン系や免疫系などの私たちの生命維持に欠かせない機能に穏やかに働きかけると言われています。
自然からの贈り物である植物の芳香を、心と身体の健康に役立てる方法がアロマテラピーです。
◆日本アロマテラピー協会では、アロマテラピーを次のように定義しています。
アロマテラピーとは、植物のエッセンシャルオイルを用いて、
1. リラクセーションやリフレッシュなどの香りの効用を楽しむ
2. 身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
3. 身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す役割を担うもので
ホリスティックな観点から、美と健康を増進するために人間が生み出した自然療法です。